長寿への道は少食と野菜食にあり


他の動物の肉はそれぞれの業(心の記憶)を持っており、その業(悲しみの思い)を自分の体に移入することを覚悟して口にしましょう。
美味しいというだけで食べてはいけません。
珍しくて高級だからといって食べてはいけません。
食べる行為は「聖なる行為」と知って野菜を多くして、肉・魚類は手を合わせつつ少なく頂く方がいいでしょう。
可能ならば極力食べない方がいいでしょう。
食べるたびにカルマを増やすからです。


粗食(少食)と菜食は「長寿組織」にスイッチを入れます。
野菜・果物をたくさん摂る食事、ベジタリアンライフに切り替えてみましょう。
そうすることで健康と長寿を得ると約束できます。
ただし、野菜も果物も熱を加えると、せっかくの良い成分が破壊されてしまうのでそのままで頂きましょう。
長寿への道は少食と野菜・果物食にあり。
脂物、肉物と加工されたもの、添加物を少なくすることが一番の近道です。
今ある病も治るでしょう。

与える側に立つ


「受けるより与える方が幸いである」と聖書の言葉にあります。
与える側に立つと、ほんの少しでも楽しくなり、相手が喜べば更に満たされます。
与える方が満足感がずっとあります。
大人になれば与える側にまわらなければいけません。
受けているだけでは子供と同じです。
したいことだけをするというのも幼児性でしょう。


どんな老人であろうと体力に応じて働くべきだと考えます。
仕事でなくても、それこそ料理をしたり掃除をしたりして誰かの役に立ちましょう。
与える側にいれば死ぬまで壮年です。
体が動かなくなっても、お茶を入れて頂いた時に「ありがとう、おいしかったよ」と言えたら喜びを与えられます。
老い方や死に様を見せてあげるなど、いくらでもできることはあります。

老後を楽しむ人生にするには


老後を人と楽しむ人生にするには健康に注意すること。
特に心の健康を心掛けること。
そして、明るい人柄になることです。
心の健康というのは不足に思ったり、怒ったりしないことです。
そのためには人の言うことをいちいち気にしないことです。
不足に思ったり、腹を立てたりすると自分が損をします。
怒りは小さく喜びは大きくしていくことです。
多少オーバーに喜ぶのです。


それから何事も苦にしないで、あっけらかんと暮らすことです。
次に、明るい人柄になるためにはどうすればいいかというと、笑顔を忘れず愛想のいい人になることです。
そして、人の陰口は言わないで人を不快にせないように気を付けることです。
心の健康を心掛けること。
明るい人柄になること。
この二つが人と楽しむ毎日の生き方ではないでしょうか。

ガンになる前に・・・、例えガンになったとしてもなんとかなります、安心してください


ガンの原因、予防、診断、治療に対する研究があらゆる医療機関において行われています。
環境や生活習慣がガンと密接な関係を持っていることはよく知られています。
私の肉親も何人かがガンで亡くなりましたが、人はガンになると急に食事を見直します。
病気は今までの生活習慣の表れですから、深刻な病気になって初めて菜食を考える人が多いようです。


肉食によるガンの典型的な例は肺ガン、乳ガン、大腸ガン、膵臓ガン、甲状腺ガン、胆のうガン、腎臓ガン、膀胱ガン、骨のガン、リンパのガンなどがあります。
これらは肉食傾向のある欧米人に多い病気でした。
日本では菜食傾向のある昔は少なかったのですが、肉食中心の食事をするようになって現在は日本でも肉食ガンが増加しています。


肉食(肉・卵・牛乳を含む)はガンの増殖を抑える免疫力を破壊し、ガン細胞を増殖させます。
肉食はガンの「増殖要因」です。
これらの肉食ガンのほとんどは肉食を避けることで大幅に防ぐことができます。
肉食をすると人間の体内にある種の毒素が溜まります。
動物は屠殺の時に細胞が秒単位でガン化していきます。


人間でも恐怖や極度のストレスを体験すると、数日で白髪になったりガンになります。
放牧で育てた牛でも屠殺のやり方は同じですので毒素が溜まるのは同じです。
ガンに罹らないためには極力肉食は控えましょう。
ガンになってからでも多くの場合、肉食を完全にやめてしまえば、それ以上ガンが増殖することはないため安心していいようです。

病人になっても明るく振る舞うこと


病人は老人と同じように、「労わってもらって当たり前」という精神構造に陥りやすいので自己中心になりがちです。
体が辛い時は不機嫌になり、「なんで自分の辛さが分からないんだ」と腹も立つでしょう。
それは仕方ないことだと考えます。
しかし、当然だからといって、そのままそのような顔をしていていいということはありません。


長く生きてきた者としての強みがあれば、そこで少しばかり周囲の人達が不愉快にならないように、内心はどうあろうと明るく振る舞うという配慮をしなければなりません。
例え、ガンなどの死病になっても出来る限り明るく振る舞いたいものです。
例え、心は不安でいっぱいであろうと、うなだれずに背筋を伸ばして歩いて見知らぬ人に会えば微笑する。
そういう風にできればいいですね。