髪の毛が白くなったからといって彼(彼女)が智慧ある老人とは限りません。 ただ歳を重ねただけのむなしく老いぼれた人は世に多いものです。 あなたが歳を取るのであれば、その時には誠実で人格があって愛に溢れ何をしても他人を損なうことなく、また慎み深く身と心がいつも整ったそういう人になるようにしてください。
2024年2月のブログ記事
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心を磨くには少しであっても毎日修行を欠かさないということが必要です。 自分が自分に課したもの。 例えば掃除や写経、読経など何でもいいです。 「今日一日、今一回くらいしなくても別に悪いこともないだろう。一日の遅れくらい、長い人生から見れば大したことはない。」と理屈をつけて怠けたくなることもあるでしょ... 続きをみる
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この世の中には自分にとって良い人もいれば、良くないことをしてくる人や嫌なことをしてくる人もいます。 また、良いものもあれば良くないものも蔓延していたりします。 良い時間もあれば嫌な時間もあったりします。 しかし、本意・不本意に関係なく、すべての人と物と出来事と時間と流れは何かしら、例えほんの少しで... 続きをみる
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これまでしてきたことは、これからすることに比べれば重要ではない
多くの人は過去を元に自分の価値を決めますが、優れた人は未来を元にあなたの価値を決めます。 未来、未来、常に未来です。 人生、生命は未来にあるのであって過去にはありません。 未来にこそ真実があるのであって過去にはありません。 これまでしてきたことは、これからすることに比べれば重要ではありません。 こ... 続きをみる
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人の一生は今日一日のトータルです。 今日一日が生涯です。 密度の濃い一日を送りたいものです。 汗をかき最善を尽くす。 そうすれば例え失敗しても腐らないで済みます。 多くの不満や反省は全力を尽くさなかったからだとも言えます。 「思い煩うのは最善を尽くさないからだ」と、元京大総長の平沢興先生が云われま... 続きをみる
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幸せになろうと思うのであれば人を幸せにしましょう。 豊かであろうとするのであれば人を豊かにしましょう。 もっと愛が欲しいのであれば人を愛しましょう。 それも真剣にすることです。 自分の利益のためではなく本当に人のためになろうと思うことです。 そうすれば全てはあなたに還ってきます。
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飽食の時代を迎えて食べ過ぎは良くないと多くの人が理解しています。 江戸時代、日本一の観相家といわれた水野南北は節食開運説なるものを唱え、食べ過ぎなければ運は開けると説きました。 「三食のうちの一食くらいは、天に奉ずる気持ちが大事。」と南北は云いました。 空腹を我慢しろというのではなく、おいしいご飯... 続きをみる
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私たちは誰もが同じ反応を示すことはありません。 私たちは同一性において喜ぶこともありますが、違いによって救われることも多々あるのです。 だから、私たちは人と違うことを恐れてはいけません。 違いが面白さを生み、安全を保ちます。 ドラマができるのも詩が生まれるのも、人々が違う生き方をしているからでしょ... 続きをみる
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お釈迦様は「大きな欲望を持つ人は必ず大きな苦しみに遭う。欲望を減らす者は苦しみも少ない。」と説かれました。 達磨大師も「求むるところあるは皆苦なり。」と云われました。 このような苦しみから逃れ、心豊かに生きるにはどのようにしたらよいのかということになります。 お釈迦様は「苦しまないようにするには考... 続きをみる
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日常のどうでもいいことにいちいち惑わされて、心の波動を下げたり心の平安を乱さないようにしましょう。 今の人生で人間としての時間は一応限られているのですから、余計なことで苛立っている暇はありません。 もっと、あなたが楽しいと思えることや考えてワクワクする夢に時間を使ってください。 思わず苛立ちそうに... 続きをみる
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自分の中にある「感情」や「観念」や「概念」。 そういったものを変えるだけで自分はもちろん、宇宙全体(世の中全体)が変わってきます。 ほんの小さな変化が宇宙全体を完全に変えます。 捉え方や考え方を変えていくと楽に暮らせるようになります。
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穏やかな心は自己コントロールの長く粘り強い努力の結果です。 それが存在する場所には常に成熟した人格と、「原因と結果の法則」に関する確かな理解が存在しています。 人は自分が「思い」によって創られた存在であることを理解すればするほど、より穏やかになります。 なぜなら、その知識は自分以外の全ての人達も、... 続きをみる
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「私」と「私のもの」・・・この考えを無智といいます。 「私の名誉」、「私の財産」、「私の家族」・・・これが迷妄です。 家も財産も家族も友人も全ては神(宇宙)のもの。 私のものは一つもありません。 これが悟りです。 これを肝に銘じて暮らすと、苛立ったり腹を立てたりしないで穏やかに平安に暮らせます。
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「人の短を言うことなかれ、己の長を説くことなかれ」。 「他人の短所(欠点)を指摘するな、自分の長所を自慢するな」ということです。 誰でも意識すればできることです。 決して難しいことではないでしょう。 ただ、自分が与えられたことを淡々とやるだけです。
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歳を取ったら無闇に年齢のことは言わない方がいいでしょう。 年齢を告げると相手はあなたの中にその年齢を思い浮かべ、健康や活力の衰えを想像するからです。 老齢を意識することは心配を生み、それによって活力を失うことにもなります。 だから、歳を取ったら年齢のことは出来るだけ口にしないようにして、時々神様に... 続きをみる
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自分の心を広げて許容量、寛容度を上げましょう。 あらゆることに気を遣うのをやめましょう。 多くの人は自分の価値観の中に相手を連れてこようとして苦しみます。 その人の良いところも悪いところも踏まえた上で、そのまま全てを受け入れてしまえばいいのです。 「世の中にはそういう人もいるよね」と自分の価値観を... 続きをみる
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私たちが口から出す言葉は霊的磁気を帯びています。 普段の話している言葉も磁気を持ちます。 つまり、人は自分の話す言葉により発生する磁気に包まれて生きているのです。 それでは黙っていればどんな磁気なのでしょうか? 黙っていても心で思うことが磁気になり、その人を包んでいます。 ただ、この現実界では心の... 続きをみる
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実行というのはあまり口実をつけないでやることから始まります。 時間や場所や位置、気分が乗った・乗らないは重視しない。 準備にあまり時間をかけない。 グズグズしないですぐやる。 ただし、これは良いことや決められたことの場合で、悪いことや他人を傷付けるなどの良くないことをする時の話ではありません。
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大人というものは・・・平静と礼儀とを失わないように取り繕える
自分が不愉快であれば、不愉快な声を出してもいいということは少しもありません。 むしろ、自分の内心がどのようであろうと、平静と礼儀とを失わないように取り繕えるのが大人というものです。 心と行動は違っても仕方ありません。 「心と行動が裏腹でもいいから相手に優しくしなさい」とキリストは教えています。 愛... 続きをみる
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これは中国北宋の詩人の蘇東坡 (そとうば)の言葉です。 この言葉が述べているのは、「物事の悪い面を捉えないで良い面を捉えることが大切だ」ということです。 物事の良い面を捉えて、前向きな明るい気持ちで生きていくのがいいということです。 物事の残念な面やマイナス部分に意識が囚われると欲求不満が生まれま... 続きをみる
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事が成るには時節因縁といって、その時期が熟さないと可能になりません。 そのため、一生懸命にやっているのに良い仕事ができないということをもって、「努力が足りない」「才能がない」と思ってはいけません。 一生懸命にやっているということが徳を積むことです。 つまり、業(ごう)の貯金通帳に預金するということ... 続きをみる
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常に意識が未来にある人は一見、やる気に満ちているように見えます。 しかし、実は今の自分を否定し未来に思いを馳せていて、いつも渇望感でイライラしている人も少なくありません。 今を犠牲にして未来に生きてはいけません。 毎日をワクワク、ハッピーに過ごしている人は今で思考し、今を生きている人です。 明日は... 続きをみる
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「四摂事」とは仏教の言葉で菩薩が毎日行っていることだそうです。 一つ目は「布施」。 これは自分の持っているものを人に分かち与えること、分け与えることです。 物やお金に限らず、知識や情報でもいいのです。 二つ目は「愛語」。 いつも心の籠った言葉を掛けるということです。 三つ目は「利行」。 周りの人を... 続きをみる
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現状を一つも変えないで「今のままで幸せ」。 そう思う努力が大事です。 間違えないでください。 現状を変える努力ではありません。 現状そのままで幸せになる考え方をするのがコツなのです。 ほとんどの人は何かを変えないと、何か変わらないと幸せになれないと思っています。 今の状態で幸せになれる方法を考える... 続きをみる
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心が折れやすい人は、過去のことに気持ちを囚われやすいという特徴があるようです。 つまり、気持ちの切り替えが苦手なのです。 そういう人は一日の終わりに毎晩、「私の心の中にあるマイナスの感情をリセットします。明日はきっといい日です。」と言って眠りに就きましょう。 自分を傷付けた相手のことを憎めば、心は... 続きをみる