往生際はいかにあるべきか


よく、往生際が悪いという表現をしますが、どのような姿であれば、往生際が良かったということになるのでしょうか。
臨終の場にあって、見守ってくれている家族に向かって、ニッコリしながら、「それではお先に逝かせてもらうよ。長い間お世話になったね。皆も仲良くいい人生を送ってくださいね」。
このようなお別れがお勧めですが、そう簡単にできることではありません。


しかし、それなりの覚悟を持って臨終の時を待つ心境を培うことです。
急病とか事故であれば時間的な余裕はありませんが、少しずつ弱っていく場合であれば、自分の過去を振り返り、良かったことや悪かったことなどを思い出すことが大切です。
そこで、自分のいたらなかったことや申し訳なかったことなどを、そう言いたかった家族や周りの人に誤っておくこと。
感謝の言葉を言っておくことはとても大事なことです。

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