事なかれ主義ではなく、凛とした気骨を


近頃、些細なことでキレる感情暴発が高齢者の中にも増えたようですが、あれは元来、未熟者の特徴です。
シニアなら、本気で怒らなければならないことは、一生に二度か三度くらいで、他は大体どうでもよいことと悟りたいものです。
ちっぽけな智、稚拙な情、つまらない意地は超越して、もっと円熟した精神の高みにのぼりたいものです。
これは努力しましょう。


しかし、事なかれ主義のような暮らし方はしない。
平穏無事を最善とし、そのためなら何にでも妥協し、同調し、迎合する生活態度はとらないようにする。
いつもニコニコ、ヘラヘラばかりしていない。
本来の自己というシャンとした気骨を持った個体の生き方を貫ければいいですね。

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