時節因縁(じせついんねん)


事が成るには時節因縁といって、その時期が熟さないと可能になりません。
ですから、一生懸命にやっているのに良い仕事ができないということをもって、努力が足りない、才能がないなどと思ってはいけません。


一生懸命にやっているということが徳を積むこと、つまり、業(ごう)の貯金通帳に預金するということになるので、その結果が実人生に現われるには時間がかかるのです。
しかし、時節因縁が熟せば、必ず結果は成ります。


いつ時節が熟すかは誰にも分からないのですから、とにかく目の前の仕事に打ち込み、結果を期待するという邪念が入らない位に夢中になれば、必ず目的は達せられます。

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