老年の仕事は孤独に耐え、人生の意味を考えること?


結局のところ、人は一人で生まれてきて一人で死にます。
家族がいても生まれてくる時も死ぬ時も同じ一人旅です。
人生の過程の一つとして、「老年は孤独と徹底して付き合って死ぬことになっている」と、思っていた方がいいようです。
ひと口で言えば老年の仕事は孤独に耐えること。
そして、孤独だけがもたらす時間の中で自分を発見すること。


自分はどういう人間で、どういう風に生きて、それにどういう意味があったのか。
それを発見して死ぬのが人生の目的の一つである気もします。
ほとんどの人は「ささやかな人生」を生きます。
その凡庸さの偉大な意味を見つけられるかどうか。
それが人生を成功させられるかどうかの分かれ目なのでしょう。

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