在るがままに在る


形、無色即万、それ自体を見る時、実は無比の存在であります。
無限の実在であります。
ただ、在るがままに在る己であり、成るがままにかく成れる今であります。
過不及なく不平不等なく不如不実もありません。
ただ、かく在ります。


時空のただ中に泰然として在ります。
富よく、また貧もよし。
求むるところがないから足らざるところがなく、驕るところがないから恨むこともありません。
無形即有色、明即闇、黒即白、苦は楽であり楽はまた苦であります。

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