思い込みから離れる


世の中、「こうあるべきだ。」という思い込みをたくさん持てば持つほど不自由になります。
例えば、「家族は私に優しくあるべきだ。」、「上司は私の立場を理解しているはずだ。」、「私は当然感謝されるべきだ。」などです。
思い込みが多いと事実がそれにそぐわない時、苦しみや悩みも多くなります。


「優しくしてくれることに越したことはない。」、「理解してくれたら儲けもの。」、「感謝されたらありがたい。」くらいに考えておくと心が自由になります。
それは結局、思い込みというのは一見自己主張が強いようで、実はその実現において多分に他人に依存する部分が多いからでしょう。


世の中は決して自分の思い通りになるものではありません。
いつまでも人や物に拘っているよりも、それらから自分を解放することの方が精神衛生上どれほど良いか分かりません。

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