弱さがプラスに・・・


人間はしばしば、健康からではなく病気から考え深くなり、順境からではなく逆境にあって耐える力をつけ、褒められることからではなく貶されることから自分を発見することがあることは、ほとんどの人が恐らく体験済みのことでしょう。
そういう訳で病人、不運な人、才能がないと思い込んでいる人々も社会にとっては貴重な財産なのです。


そして、自分に与えられている状況がどんなものであるか正視し、そこに意味を見つけることができれば、この世に失敗した人生などということはなく、どの人も各々の才能を生かして社会でいなくてはならない人となります。
そこで初めて全ての人々が競争の対象や敵対者になることなく、あらゆる人々の存在を評価し感謝して喜ぶことができるようになるでしょう。

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