養生を心掛けない者にとって晩年は禍(わざわい)である


病気と死とは養生を心掛けない者たちにとっては最大の禍です。
彼らにとって病気は苦痛を伴い、死は恐怖の的でしょう。
特に死については、自らの現世における罪深い生活とそれに対する神の裁きとが心から離れないでしょう。

これに対し、極少食者たちはそうした悩みや恐怖は一切ありません。


なぜなら、飲食における充分な節制によって病気にならない身体になっているからです。
また、死については不可避の出来事を恐れることの愚かさがよく分かっていて、他界に際しては神の恩寵があることを固く信じています。

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