陰徳を積む・・・毎日が心を磨く道場


「不陰徳をした人の晩年は必ず良くない」と、多くの仏教の指導者が云っています。
若い時から慈悲の心を持たずに生きていると、そのツケは晩年になって必ず来るのです。
それでは晩年のツケはいつ来るのでしょうか。
それは最晩年に来ます。
また来世に来るのです。
死に様や死に際と言いますが死に面して、その人がどのような状況で亡くなっていくかは、その人の今までの総決算として表れるのです。


今まで身近で亡くなった人の姿を思うと、これは他人事ではないのです。
今、自分がやっていることのツケが最晩年に来るのです。
「歩々是道場」、まさにこれです。
私たちの毎日が心を磨く修行の道場です。
毎日を大切にして徳を積むことを心掛けましょう。
それが最晩年の私たちの姿を決めるのです。

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