40歳からは与える人生に


人々が皆、自分のためだけに生きて、この世の中が良くなっていくでしょうか。
60歳や70歳になったら、そういう濃い欲を捨てて後に続く若い人たちが正しく生きていけるように、正しい物の見方ができるように導いていくのが、歳を取っていく者の道ではないでしょうか。
30代までは人から智恵を貰ったり、力を貰ったりする「貰う世界」です。


しかし、40歳になったら今度は「返す世界」です。
40代に入ったら少しずつ若い人たちに返していかないといけません。

自分が頂いた恩や得た情けや学んだ知識や優しさ、あらゆるものを今度は返していくのです。
40代に入ってもまだ貰っている人は人生がそこから伸びません。


生活の向上だけが豊かな社会に繋がるわけではありません。
人に与えること、人のために喜ぶこと、人のために尽くせる心を持つこと。
そして、許すことを覚えていくことです。

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