「分相応」、身の丈に合った生活を


若い時は見栄を張りたいこともあるでしょう。
しかし、長い間生きてくると、いくら隠しても所詮、その人がどんな生活をしているのか、大体のところはバレるものですから、見栄を張っても仕方ないと気づきます。
晩年が近づけば、何もかも望み通りにできる人など、一人もいないことが体験的にわかってきます。


「分相応」を知るということは、長く生きてきた者の知恵の一つでしょう。
お金はあっても、なくても、人を縛るものです。
「小金のある小市民がいちばん幸せだ」と誰かが言っていましたが、名言だと思います。
そこそこの生活ができて、今日はお寿司が食べたい、ちょっと温泉旅行でもしたいなど、それが叶うくらいの程度が最高でしょう。

×

非ログインユーザーとして返信する