心によい癖をつける


本当に自由な心とは「どんなことがあっても波立たない、こだわらない心」です。
しかし、人は長年にわたって形成されてきた心の癖のために、なかなか真の自由というものを得られません。
自由になる道は遠いものです。
しかし、よいことを繰り返し行い、心によい癖をつけていけば、必ずそこにたどりつけます。
水が一滴ずつしたたり落ちて、やがて瓶を満たすように、少しずつ、ゆっくりでもよいのです。


道を歩いていて、落ちている空き缶を拾ってゴミ箱に入れる、汚れていたらちょっと拭いてきれいにするなど、そんな小さなことからやればいいのです。
それが習慣になって心によい癖がついていきます。

反対に「悪いこと」は、どんな些細なことでもやってはいけません。
些細なことでも放置しておくと、やがて心に悪い癖がついてしまうからです。


心についた癖は、そう簡単には変えられません。
いったん癖がつくと、またそのとおりに行動し、癖はさらに強化されていくのです。
ですから、正しい癖をつけるようにしなければなりません。
いったん悪い癖がついたら、どんどんそれが強化されていくので、不幸になってしまいます。
よい癖をつけた人々は幸福になっていきます。

×

非ログインユーザーとして返信する