死ぬまでは生きることを大事にする


「浜までは海女(あま)も蓑(みの)着る時雨(しぐれ)かな」
これは芭蕉のお弟子さんの俳句です。
海女さんは海に入るわけですから、浜まで濡れてもどうということはないけれども、やはり浜に行くまでは蓑を着て、自分を雨から守っていかなければいけません。


死ぬ時は死ぬことに対して穏かに、そして、きれいに死んでいかなければならないけれども、死ぬまでは生きることを大事にしなさいということです。
それが大事な覚悟なのだということです。
「生きる覚悟」です。

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