与える側に立つ


「受けるより与えるほうが幸いである」と聖書の言葉にあります。
与える側に立つと、ほんの少しでも楽しくなり、相手が喜べば、さらに満たされます。
与える方が満足感がずっとあります。
大人になれば、与える側にまわらなければいけません。
子供は、おむつを替えてもらって、ランドセルを買ってもらうなど、全部してもらいます。
受けているだけでは子供と同じです。
したいことだけをするというのも幼児性でしょう。


どんな老人であろうと体力に応じて働くべきです。
仕事でなくても、それこそ料理をしたり、掃除をしたりして誰かの役に立つ。
与える側にいれば亡くなるまで壮年です。
体が動かなくなっても、お茶を入れていただいた時に、「ありがとう、おいしかったよ。」と言えたら喜びを与えられます。
老い方や死に様を見せてあげるなど、いくらでもしてあげることはあります。

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