今に生きることが大事


「あなたは一体、いつの時間を生きるつもりなのでしょうか?」
ある人は過去の出来事のために未だにその過去の中で生きています。
今の時間に生きていません。
また別の人は、未来を心配する余りに今の時間を捨てて心配するだけで今の行動がありません。
要するに今の時間軸に生きている人は非常に少ないのです。
誰もが今の中で生活しながら違う時間軸に自分を置いています。
気持ちが他の時間に飛んでしまっているのです。


これでは不注意から事故を起こしたり、仕事でミスをしたり「心ここにあらず」で隙ができ、心の漏電から病気にもなります。
今の瞬間、瞬間を懸命に生きていると不運なことや不幸は去るものです。
「今の中で生きる」、 「今ここで生きる」とは真の幸福の極意です。
過去の聖人と言われた人物が成したことの真のエッセンスは、結局は「今の中で生きる」ということなのです。
今の中で生きることができれば、その人の心は永遠性の中で生き続けます。


この時には真の幸福感というものが分かっています。
何があろうと今の目の前のするべき仕事を懸命にしましょう。
この時に自分の気持ちを過去にも未来にも飛ばさないことが大切です。
ひたすら目の前のことに生きるのです。
不運の正体は、今ではない違う時間軸に飛ばしていた自分の欲望・願望などが、逆にブレーキを掛けていたということだったのです。

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