相手の独自性を尊重する


何もかもぶちまけるのが親しさではありません。
親しさというのは開示性の度合いではなく、相手の独自性を尊重する度合いです。
お互いが一人の人格であるということを認め合う。
そこには淋しさ、孤独があります。
しかし、その孤独を澱(おり)まで味わって飲み干すことが、私たちの成長のためには必要なようです。


人に言うと愚痴になることを抑えて、自分の中に納めていくと人はそれだけで美しくなります。
私たちの魅力は奥ゆかしいもの、人には知られない悲しみや苦しみをじっと心に秘めているということにかかっています。
私たちは自分のことを「愛してほしい」、「理解されたい」、「褒められたい」とばかり願いますが、自分も相手を愛する人、理解する人、褒める人になりましょう。

×

非ログインユーザーとして返信する