「老感」を持つから「老人」になる


「老感を持つ」とは、読んで字のごとく「自分が老いた」という感覚、感情を持つことです。
人は無意識のうちに「60代とはこんなもの。」、「70を越えてまで、こんなことをすべきでない。」と考えてしまうものです。
「スイスへ旅行したいけれど、この歳で飛行機の長旅は厳しいか・・・。」、「周囲に迷惑をかけたらどうしよう・・・。」などと勝手に思い込んでしまうものです。
その発想こそが一番ダメなのです。


そんな「老感」を持っているから、どんどん「本物の老人」になっていってしまうのです。
歳を重ねたから老人になるのではなく、「老感」を持つから「老人」になるのです。
歳だからと理由をつけて、何もしないことが人を老人にさせてしまうのです。
「老感」なんて今すぐ捨てて、10代のような気持ちで何でも挑戦を続けるべきです。
以上のようなことを昇地三郎先生が仰っていました。

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