明日の「死」を前提に今日を生き抜く


「いかに永く生きたかでなく、いかに良く生きたか」が大事です。
長寿者の話を聞くと、別に長生きの目標を立てたわけではないそうです。
毎日を思い煩うことなく楽しく、規則正しく過ごしてきた積み重ねが、つまり良く生きた結果が長寿に結び付いたわけで、これは素晴らしいことだと思います。


「長生きしようと食べ物や健康法に凝るのは、それ自体がストレスになりやすい。どんなに注意して生活していても人間には寿命がある。だから、明日死んでもいいくらいの気持ちで今日一日を充実して過ごしていれば、いつ寿命がきても満足して旅立てる。」と斉藤茂太さんは言われます。


自分を成長させ、お金を稼いで、子供を育てていく第一の人生には目標も必要ですが、第二の人生まで目標を立てて明日に期待するのは、いかがなものでしょう。
それよりも、今日一日をどう充実して過ごすか、という覚悟を身につけていく方が大切な気がします。
そうすれば、明日もきっと楽しく過ごせるはずです。

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