自分の言った言葉に出合う


言葉が世界を創ります。
良い言葉、褒める言葉、未来の明るい言葉、励ます言葉、勇気付ける言葉、優しい言葉、親切な言葉、丁寧な言葉、希望に満ちた言葉、楽しい言葉、肯定的な言葉を常に言っていれば常にその言葉を表す事象に出合います。


決して起こって欲しくないこと、悪いことを予想する言葉を言ってはいけません。
他の人のあらゆる出来事の良いところをしっかり見て、それを素直に表現することによって、やがてその言葉通りの結果に出合っていくという世界に私たちは住んでいるのです。

歳を重ねても何かすることがなければならない


人間は歳を重ねても何かすることがなければなりません。
ある一定の歳を迎えたからといって全ての活動を引退し、漫然と余生を過ごすというのはとんでもないことです。
私たちは生きている限り、何か価値があること、社会に貢献できることをするべきです。
どんな人にもその人なりの「社会への役立ち方」が必ずあります。
50代の人には50代なりに、60代なら60代なりに重ねてきた経験と知恵があります。


是非ともあなたの経験と能力をフル活用して、「世間の役に立つこと」をいくつになっても続けてください。
70歳や80歳になったからといって人生は終わりではありません。
まして、それより若い人たちには持て余すほどの時間が残っています。
「自分の人生はまだまだ続く」ということを本気で理解すれば、気持ちも前向きになり新しいことへの挑戦意欲も湧いてきます。
今、あなたがやるべきことは何なのか。
そのことを真剣に考え、ぜひとも一歩踏み出してください。

病気はチャンス


病気になることは辛いことです。
しかし、「ああ、人生とはこういうものか」と気が付くチャンスなのです。
重い病気になって今までの生き方を振り返ります。
今までやってきたことの意味を考えるようになります。


いくら大成功者として生きていても、病気というたったひとつの原因で全てが離れてしまいます。
それらは自分のものにはなっていないのです。
その時、悩んだり絶望したりせずに気持ちを切り替えて、残された人生を心穏やかに過ごすように努力すればいいのです。

必ず前向きな人に相談する


あなたが何かにチャレンジしようとして少し壁にぶつかった時、誰かに相談したくなったとします。
あなたはどんな人に相談を持ち掛けますか?
頭が良くて何事も冷静沈着に分析してくれる年上の人、いつもニコニコしていて機嫌の良さそうにしている友達、厳しいことばかり言うけど付き合いの長い仕事仲間、インターネットの悩み相談コーナーなど、選択肢は色々あると思います。
この中でオススメなのはいつもニコニコしていて機嫌の良さそうな友達です。


その人が「前に凄いことをやり遂げた」、「これまで100人以上の人の悩みを解決してきた」など、そんな特別な人である必要はありません。
大切なのはその人がいつもニコニコしているということ。
その人は人生を肯定的に考えて心にプラスのパワーをためているから、いつも機嫌良くしているのです。
そういう人はたいていマイナスの言葉を使いません。
だから、あなたの相談にもきっと前向きなアドバイスをくれるはずです。


自分の気持ちが弱くなっている時に「大丈夫」、「できるよ」、「うまくいくよ」と、あなたの可能思考を強めてくれることを言ってくれる人を選びましょう。
厳しい言葉を掛けてくれる人や沈着冷静で頭の良い人に相談するのは、自分の心に可能思考がきちんと出来上がっていて、何を言われてもプラスに受け止められる心の準備が出来てからでいいのです。


まずは「私なら出来る」、「きっと大丈夫」と思える癖を付けることが大切です。
そのために、あなたに自信を与えてくれる人を仲間に持つことはとても有効な方法です。

当たり前のことに感謝すればするほど・・・


世の中で当たり前だと思っていたことが実は当たり前ではなく、とても有難いことであったのだという気付きが必要です。
例えば目が見えること、口から食べ物が食べられること、自分の足で歩けること、耳が聞こえること、雨露をしのげる家があること、三度三度の食事ができること、毎日布団の中で寝られること、蛇口から水が出ること、ほとんど毎日自宅でお風呂に入れることなどです。
日常生活の中で当たり前と思っていたことにどれだけ感謝できるかで、その人の幸福度が決まります。